Web担当者様必見!更新作業でSEO対策をする方法
Vo.16「更新頻度とSEO対策の関係」で、「更新作業だけではSEO対策の効果は期待できません。」と記述しましたが、Web担当者はそれでも施策を打たないといけません。
そういったWeb担当者のために更新作業でSEO対策の成果につながる方法を解説していきます。
「WEB集客自体に専門知識がないけど上位表示をしたい」という方は、今から書籍を漁って勉強するよりもこの記事を注意深く読むことでポイントを抑えることができます。更新作業でのSEO対策もやり方によっては無駄になりません。
専門的なSEO対策はできなくても、ユーザー(ターゲット)に有益な情報を提供するということにおいてはSEOの専門知識は関係ありません。
ただし、WEBマーケターや担当者様にとっては、「競合サイトに勝つ」のがSEO対策なので、ブログ更新だけで成果を出すのも単純なことではありません。
最新の情報をご紹介いたしますので、参考に更新作業をしてみてください。
更新しているのに!上がらない3つの理由
01.更新している内容が適切ではない
SEO対策の更新作業とは、主に「コンテンツ」と「内部対策」です。
その「コンテンツ」の中身が特に重要なのです。
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Check 1
サイトに訪れるターゲット(ユーザー)にとって必要な情報か?わかりやすい単語や文章の構成がされているか?
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Check 2
「どんな相手に(ターゲット分析)」「何を発信するのか?(情報精査)」「それが何の役に立つのか?(利便性)」など、中身がある(有益な)ブログやページになっているか?
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Check 3
「独自性」「信憑性」「鮮度(新しさ)」「専門性」「信頼性」のある内容になっているか?
など、ブログなどのアーカイブ更新でSEO対策を狙うなら、最低限、これらの構成は設計してから作成しないといけません。
また、忘れないで欲しいのは、見せる相手は「人間」と「クローラー」の2つです。どちらかを無視したコンテンツを作成しても、SEO対策の成果は期待できないでしょう。
よくある失敗
- 専門用語をたくさん使用しているので、素人には理解しづらい。または、説明が全然入ってこない/説明が下手くそ。
- ただSEO対策のためだけに作っているページ(例えば、キーワードの乱用や同じような内容のページの量産)
- 一般向けにしすぎて専門性や具体性に欠ける(誰もがわかりやすいを意識しすぎて、ざっくりとした情報しかない)
- テーマやコンセプト面白みがない
SEO対策で効果を出す
コンテンツは?
- ターゲットとテーマを決める
- 盛り込む要素(内容)を決める
- キーワード決める
- 展開や豆知識を入れる
- 分かりやすく、見やすい文章構成にする
- 事業やサービスの事はさりげなく入れる
- ユーザーに評価される記事に校正する
最低限、上記が入っている記事で作成すると良いでしょう。
02.内部構成が適切ではないテンプレート
適切な「タグ」での「コーディング」ができたサイトを後悔することでクローラーに認識されるので、内部構成(内部構造)ができていないページを量産したところでインデックスは難しいです。
内部対策がしっかりと取れていれば、約6割はスコアロスを抑える事ができます。
そのあとに作成していく記事もGoogleのクローラーに認識されやすく、よりスムーズにインデックスをされるので、SEO対策の成果も出やすいでしょう。
そもそも「更新頻度」はGoogleの評価指標で重要ではないため、更新作業でのSEO対策は前提に「質」があってこそです。
というのも、Webページの質が低い(構成が適切ではない)とインデックスされにくい/インデックスに時間がかかる、またはインデックスされないです。
インデックスされないと、検索に表示されないので、それこそムダな結果に終わります。
ですので、頻度より、まずは「質」に注力してから更新頻度を上げてください。
頻度の目安は、(今現時点の)少し上にいる競合サイトをベンチマークとして、インデックス数を参考にしてください。
インデックス数を確認するツール» https://seocheki.net/
03.修正や改善が難しいサイト環境
Webサイトの構築方法やサーバー、CMS、プラグインの問題で、内部対策が取れないWebサイトがあります。
そういったサイトの中でも多いのが無料の簡易サイトや、個人・企業が持つオリジナルのCMSで構築されたホームページです。
内部構造を適切に修正する内部対策ができないことには、ブログ記事(アーカイブ)更新の問題より以前の話になってしまいます。
解決方法
そもそもWebサイトの知識やコーディングが難しいからなどの理由で簡易的なホームページ制作をしているケースもあると思います。
最近のホームページ制作では無料でも有料でも、「SEO」という項目があると思います。
ほとんどのホームページ制作システムでは特に重要で適切な修正をするべきポイントです。
お使いのサイトの管理画面から「SEO対策」などのボタンがあると思いますので、そこに文章を入れ込んで整理しましょう。
重要な箇所に適切な文章やキーワードをうまく入れることで、検索エンジンのサイト評価にも影響があります。
内部構造を修正できないサイトでは、コンテンツの質と量で勝負しなければなりません。
最初に複数のテーマを用意してコンテンツのストーリーを作成しましょう。
理由2と同様にインデックスを確認して、狙える数のインデックスを目標に質を意識しながら更新してください。
更新作業でSEO対策まとめ
もちろん、更新頻度はSEO対策上、ポイントを稼ぐためなら「やらない」よりは更新頻度を高める方が少なからず有利になります。ただし、「内部対策」(最低でも簡易的なタグ付け)が必須です。
その上で、質を意識したコンテンツを量産していきましょう。
Googleの評価は、必ずしも数が多い方が勝つわけではありませんので、根気と計画性を元にユーザーにとって有益な情報の充実でSEO対策をして下さい。
もし、6ヶ月程度更新と順位をみて、反応が弱い/無い、「到底追いつかない」と判断した場合は、専門の会社に依頼してアドバイスをもらいましょう。
プロでも「このサイトではどうしてもできない」ものはあります。
※弊社でもご依頼いただいた時は、必ず事前にチェックして、対策が可能/不可能を確認しております。