更新すれば上がるって言われるけど、、、

SEO Vo.16

更新作業のSEO対策

ホームページの更新SEO対策になるって本当?

Web担当者の方やWeb集客を検討している方にとって、ホームページのSEO対策は必須だと思います。

多くの方が行うSEO対策の一つで、「更新作業」については、ダンタツで最も多い誤認です。

お客様からよく質問されるのは「更新をすればひっかりやすくなります」と言われたが、「更新する暇がないので出来てないので、上位表示が出来てない」というお悩みです。

弊社へお問い合わせいただく方で、SEO対策の勘違いとしては非常に多いです。

今後、労力を無駄にしないためにもこの記事を参考にして、SEO対策のやり方を見直してみてください。

よくあるお問い合わせの実例

実際に弊社へお問合せをいただいた一例です。

  • 「3年間、毎日更新しているのに上がらない」
  • 「SEO対策を10年間研究してます。更新頻度は変わらないのに、ここ最近はまったく表示されません」
  • 「競合の⚫️⚫️さんは、ブログだけでSEO対策に成功していると言ってました。」

更新作業がSEO対策?なぜ効果的だと思うのか

  • 更新作業がSEOに効果的だと言われた

    「ホームページ制作会社から更新をして下さいと言われてるのでしています。」

  • キーワードを多く使用しろと言われた

    「SEO対策会社から、キーワードを入れて更新してくださいと言われてます。」

  • SEO対策には頻度が重要だと言われた

    「セミナーで頻度が重要なので、できれば毎日更新する方が良いと言われました。」

では、なぜ上がらないのか?

ズバリ!更新作業のSEO対策の効果は?結論から言うと、更新作業とSEO対策は直接的な関係や効果はありません。

ですので、弊社へのお問い合わせに対しても『更新作業でSEOの効果を期待しないでください。』というのが回答になります。質の低いページの更新を続けることで下がる恐れもあるからです。

弊社のクライアントは一度もブログなどの更新をしていなくても上位表示されているサイトもあります。

更新作業でSEOが上がらない具体的な理由と根拠

  • 理由その1更新頻度で勝つ事自体が難しい

    もし、更新頻度でSEO対策の効果が出るのであれば、毎日、数回〜数十回更新をしている大手企業には到底かないません。

    それに対抗するには更新する人材を増やすか機械に任せればいいでしょうし、意味のないページが量産され続けることになります。

    そもそも、「内部対策」ができていないサイトはインデックスすらされないこともあり、結果的には変化はないのです。

  • 理由その2専門業者に勝つことが難しい

    当然ですが、一般のWEB担当者の方のコーディングで、SEO対策業者や我々の様な、SEO対策に知見と実績がある会社にはかないません。

    また、SEO対策で成果を上げている会社を解析をすれば、「更新頻度」でSEO対策をしている会社はありません。

    それ以前に、SEOの知見がある会社はGoogleのアルゴリズムやガイドラインを知っているため、「SEO対策=更新頻度」と思ってないです。

そもそも更新頻度はSEOに直接的に影響がない

Googleの公表しているSEO対策のガイドラインなどに「更新作業の頻度で評価を上げる」というのはありません。

各アップデートごとに追加されたルールや機能などを見ても、一切明示されていません。

検索エンジンの評価(SEO対策)への影響は、数ではなく質なのです。

例外もある?SEOが上がっているサイトはなぜ!?

  • アフィリエイトなどの個人ブログの場合

    セミナーや書籍で研究された方に多いです。

    アフィリエイトなどの個人サイトは、「ブログ用サイト」として構築されています。

    この場合、ブログを書かない限りはSEO対策ができません。

    また、専門サイトなので記事の評価は得やすくはなっております。

  • 一つのことだけを突き詰めた専門性の高いサイト

    例えば、日本では多い伝統工芸や、歴史の長い制作物やサービスについての専門サイトなどは専門性が高いので、その特定のことでは上位に来る傾向にあります。

    更にターゲットが絞られているのであれば尚、上位をキープし続けることが可能になります。

  • 過去に優良なSEO会社やWebコンサルに依頼した場合

    長年、SEO対策を外注に依頼していて自社で内製に切り替えた企業様に多い例です。

    SEO対策に詳しい会社に依頼して内部対策、チューニングを実施したサイトの場合は例外です。

    こういった会社様の特徴は、定期的にサイトをリニューアルをしている事もあります。

    それだけ、そのエリアでダントツの評価を得ている場合や、(上位であっても)競合との差がない場合、最終はブログの更新だけで維持・上昇する事が可能です。

  • バズったページや事業に関係ないページ

    これも例外ですが、事業とは関係ないページがSEO対策の上位に出る事があります。

    (実例)不動産屋のサイト→地域のお店についての記事を公開→大好評につき、「地域名+お店・お店の商品」で表示された。

    バズった(一気に注目された)場合、アクセス数や熟読率、回遊率、共有やリンクの拡散などで、上位表示される事があります。

    ただ、このケースで多いのは、事業に無関係だったり、「狙っていなかった」と言われるケースが多いです。

    個人ブログやSNSをしている人なら分かりますが、狙ってバズらせるのは至難の業です。

3分でできる!
更新による効果の証明

皆さんが認識している「更新頻度=SEO対策への効果」の情報は、当然、競合他社もご存知のはずです。

検索結果を見れば分かりますが、一目瞭然です。

  • 検索

    検索結果で確認する

    1.広告(スポンサー)が表示されるワードで検索をしてください。(=ビッグワード検索)

    2.次に別タブで、ロングテール検索を実施してください(=ロングテール戦略/ロングテールSEO)

    3.表示されている20サイト(上位表示10サイト×2)の検索結果を見てください。

    おそらく、この時点でも必ず大手企業・店舗が出るとも限りません。

    その上で、1位〜3位のブログの数を比較してみてください。頻度と順位の関係がわかると思います。

  • DreamCodeホームページ

    弊社のホームページで確認する

    弊社実績ページ»https://dreamcode.jp/works/

    (2023年12月時点で弊社の顧客の割合で言えば比較的、会社規模が小さい事例が表示されています)

    1.実績からホームページを確認する。

    2.選んだサイトの「ブログ」を見てください。

    おそらく、どれをご選択いただいても、そのエリア内で圧倒的にブログの更新頻度は少ない会社様ばかりです。

    中にはブログ機能自体が付いていないサイトもあります。

    それでも成果に繋がっている事実を踏まえれば、「更新頻度が上位表示の要因ではない」ことは明白です。

ホームページ制作の標準装備にSEO対策はない

基本的にはホームページ制作会社は「サイト制作をする事が仕事」であり、SEO対策は専門外で、対策ができていないため、専門のSEO会社や専門のツール、専用の解析手法があります。

有名なCMSでのホームページ制作には、わざわざ設定しなくとも、そもそも備わっているものが多くありますが、それはSEOの評価が上がるものではなく、最低限必要なものばかりです。

古いサイトや、テキストエディターで一から書いているホームページだと最低限の設定すらされていないサイトをよく見かけます。

SEO対策と合わせて提案ができる制作会社でも、見積もり費用を見てもわかる通り、ホームページ代より高額です。

SEO対策は、ホームページを作るよりも工数や難易度が上がるのです。

更新頻度とSEO対策の関係まとめ

更新についての知識はいかがでしたでしょうか?今まで時間を割いて更新を頑張ってきた方にはショックかもしれません。

弊社が言いたいのは、最初にやるべき事は、内部対策です。その後に更新ですが、これは回数の問題ではなく、「質」の強化です。

言い換えるなら、しっかりとした「コンテンツを作成」して更新をすることでSEO対策の成果は出ます。

弊社へホームページ制作を依頼される時は大半がリニューアルでのご依頼です。その中でも9割以上は、「SEO対策が上がらなかった。」というお悩みをお持ちです。

要望によっては、ホームページのリニューアルほどではないと判断した、ホームページ改修だけで上がるサイトが7割でした。それだけの数のサイトが上がらないままになっているというのが現状です。

ですから、間違ったSEO対策は時間とコストをムダにしてしまうので、適切な対策を実施してください。

言い換えれば、大手企業も個人店もGoogleの前では同じルールと評価で審査されるという事ですから、規模が小さい会社様こそ、正しいSEO対策をする事をおすすめします。