効果的なSEO対策の方法とは?– Web集客につながる施策 –
ウェブサイト・ホームページをWeb集客(コンバージョン)につなげるためには、様々なSEO対策が必要です。
そもそもSEOとは「Search Engine Optimization(サーチエンジンオプティマイゼーション)」の略です。
サーチエンジンとは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの事ですが、O(オプティマイゼーション)は、「最適化」という意味です。
なので、SEO対策=Webページを”最適化”をするための施策・対策ということになります。よく勘違いされる事が多いですが、決して、SEO対策=上位表示という意味ではないのです。
上位表示は、結果(Web集客)に伴う「目標・成果」なので、SEO対策の目的は上位表示ではないのです。そのため、SEO対策を行う際には、そのウェブサイト、またはターゲットに合った効果的な方法を選ぶことが重要です。
ここでは、当社も行ういくつかの効果的なSEO対策とその種類についてご紹介します。
具体的な対策とその種類
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キーワードリサーチ
キーワードリサーチとは、ユーザーが検索エンジンで入力するキーワードを調査することです。
ターゲットの持つキーワードを知ることで、そのキーワードに特化したSEO対策(内部対策やコンテンツ作成)が可能になります。
そのため、SEO対策において、この「キーワードリサーチ」はターゲットにリーチするためのSEO対策において最初にする重要な施策です。
キーワードリサーチ
時のポイント
- 競合が多いものよりも、実現性が高いワードを選ぶ
- サイトや自社商品のターゲットにマッチしているキーワードを発掘する
- 検索ボリュームが多い、又は、一定数あるワードを選択する
- ターゲットの選択するワードは複数あるため、いろんなパターンをピックアップする
これらのキーワードに基づいたSEO対策を実施する事により、ユーザーの検索意図に合致したページであるという事を設定する事ができます。
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コンテンツ最適化
コンテンツの最適化とは、ウェブサイトやブログなどのコンテンツを検索エンジンのアルゴリズムに合わせて最適化することで、そのページが専門性の高い有益なコンテンツだということを証明します。
アクセシビリティ(Webページへのアクセスのしやすさ)や、ユーザビリティ(ターゲットにとっての使いやすさ)などに注力したコンテンツ制作が必要になります。
中でもキーワードの選定やタイトル、見出し、文章構成、画像の最適化などが重要な要素となります。
また、色使いや文字の大きさ、タイトルに見合った専門性の高い情報によってコンテンツの最適化を図ります。
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内部リンクの最適化
内部リンクの最適化とは、Webサイト内のページ同士をリンクで結びつけることによって、サイトのナビゲーションやコンテンツの関連性を改善することです。
わかりやすく、大まかにカテゴライズをした中から、もっと詳しい情報を得れるような構成や、一つのワードからつながる情報の掘り下げ、そのページを見ているユーザーへ新たな提案など、内部リンクの活用は様々です。
内部リンクの
最適化のためには?
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適切なアンカーテキストを使用する
リンクを貼る際には、リンクのテキスト部分であるアンカーテキストに、リンク先の内容を説明するキーワードを含めることが重要です。
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関連性の高いページにリンクする
リンク先のページとリンク元のページの内容が関連性が高い場合、そのページ間のリンクはSEO上で重要視されます。
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適切な数のリンクを貼る
リンクが多すぎる場合はスパム的な行為とみなされ、逆に少なすぎる場合はユーザーが求めている情報にたどり着きにくくなります。
適度な数のリンクを貼るようにしましょう。
これらのポイントに留意することで、内部リンクを効果的に最適化することができます。
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外部リンクの獲得
外部リンクとは、他のWebサイトから自分のサイトへのリンク、そして自分のサイトから他のWebサイトへのリンクの両方を指します。
特に他のWebサイトから自分のサイトへの外部リンクは、「信頼できるサイトだという紹介」になるため、SEO対策において非常に重要な要素であり、高品質で信頼性の高いサイトからのリンクを獲得することが望ましいです。
外部リンクの
獲得の方法
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高品質なコンテンツの作成
自分のサイトに訪れたユーザーが役に立つと思われる情報を提供することで、他のサイトが自分のサイトへのリンクを貼ってくれる可能性があります。
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オンラインコミュニティへの参加
自分のサイトが関連するオンラインコミュニティに参加することで、自分のサイトへのリンクを貼ることができるものがあります。
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ソーシャルメディアの活用
アカウントを作成し、そこで自分のサイトを紹介・シェアすることで拡散され、他のユーザーが自分のサイトへのリンクを貼ってくれる可能性があります。
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ゲスト投稿
他のサイトに自分の記事を投稿することで、自分のサイトへの外部リンクを貼ることができます。
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プレスリリースの配信
プレスリリースを発行することで、自分のサイトへのリンクを含めることができ、報道機関が自分のサイトにリンクを貼ってくれる場合があります。
これらの方法を使って、高品質な外部リンクを獲得することができます。
ただし、外部リンクを無闇に大量に獲得すると、検索エンジンにスパム的な行為とみなされる可能性があるため、質の高い外部リンクを獲得することが重要です。
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常時SSL化
SSL化とは、Webサイトの通信を暗号化することで、ユーザーのプライバシーやセキュリティを守るためのシステムです。
通信内容が暗号化されることで、不正なアクセスから情報を守り、信頼性を高めることができます。
現在では、サイト全体が常時SSL化されることが安全なサイトをユーザーに届けるために必要不可欠となっています。
常時SSL化の手順
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SSL証明書の取得
SSL証明書は、認証局と呼ばれる機関から発行されます。有料もありますが、まずは無料のSSL証明書を取得するといいでしょう。
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ウェブサイトの設定変更
取得したSSL証明書とウェブサイトを紐付ける必要があります。設定方法は、ウェブサイトのホスティングサービスやサーバーによって異なります。
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301リダイレクト
ウェブサイトの通信プロトコルをHTTPからHTTPSにリダイレクトする必要があります。
HTTPSは、暗号化通信を行うことができるプロトコルで、セキュリティを高めることができます。
常時SSL化は、ウェブサイトの安全性(セキュリティ)だけでなく、SEOにも影響を与えます。GoogleがSSL化を推奨し、SSL化されたウェブサイトかどうかを検索順位の決定要因決定要因にすることも発表しています。
そのため、常時SSL化はウェブサイト運営にとって必要不可欠な取り組みの一つです。
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サイトスピードの改善
サイトスピードの改善は、ウェブサイトの利用者がウェブページを快適に読めるようにすることです。(=ユーザビリティの向上)
遅いサイトスピードは、利用者にとって不便であり、検索エンジンの評価にも悪影響を及ぼします。
ユーザーが必要な情報をスムーズにWebページから取得できる環境(Webページ)を心がけましょう。
サイトスピードの
主な改善方法
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画像の最適化
サイズの大きな画像ファイルはページの読み込みを遅くする原因となることがあります。画像を最適化し、軽量化することでページの読み込み速度を向上させることができます。
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キャッシュの利用
キャッシュを利用することで、利用者が再度ページを開いた際には、必要なデータが保存されているため、ページの読み込み速度を向上させることができます。
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CSSとJavaScriptの最適化
CSSとJavaScriptは、ページの見栄えや動作に大きな影響を与えるため、最適化することが重要です。
余分なコードを削除し、ファイルサイズを小さくすることで、ページの読み込み速度を向上させることができます。
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ホスティングサービスの見直し
Webサイトのホスティングサービスの性能によって、ページの読み込み速度が左右されることがあります。
余裕のあるデータ容量と高速なホスティングサービスを利用することで、ページの読み込み速度を向上させることができます。
以上のような方法を取り入れることで、ウェブサイトのサイトスピードを改善することができます。
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ユーザーエクスペリエンスの向上
ユーザーエクスペリエンスの向上とは、Webサイトの利用者がより良い体験を得られる環境(Webページ)であるということです。
アクセシビリティ(Webページへのアクセスのしやすさ)や、ユーザビリティ(ターゲットにとっての使いやすさ)の向上により、Webページからの離脱(サイトを閉じる)を防ぎ、リピーターになってもらうことが重要です。
ユーザーエクスペリ
エンスの向上のために
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シンプルなデザイン
ウェブサイトのデザインは、わかりやすくシンプルに見やすくすることで快適な環境(Webページ)になります。
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レスポンシブデザイン
スマートフォンやタブレットなど、様々なデバイスで閲覧されることを考慮し、レスポンシブ対応することが大切です。
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読みやすいコンテンツ
ウェブサイトのコンテンツは、読みやすく分かりやすくすることが重要です。
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ページ速度の向上
ページの読み込み速度を速めることで、利用者の待ち時間を減らし、離脱(サイトを閉じる)を防ぎます。
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インタラクションの改善
利用者がウェブサイト上で行う操作やアクションをシンプルにすることで、利用者がウェブサイトをよりスムーズに利用できるようになります。
これらの対策を継続的に行うことで、検索エンジンの評価につながり、ビジネスの認知度やWeb集客数を向上させることができます。
ただし、SEO対策は業者であっても内製であっても、一朝一夕に成果が出るものではなく、コツコツと継続的に取り組むことが大切です。