システム更新で最新版にアップデート

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システムアップデートとは?

システムアップデートとは?分かりやすい解説

WordPressをはじめ、多くのホームページは「複数の仕組みが組み合わさった総合的なシステム」で動いています。

たとえば WordPressの場合、「PHP(ピーエイチピー)」というプログラム言語を使って動作しています。PHPは、ページを表示したりフォームを動かしたり、管理画面を操作できるようにしたりする“サイトのエンジン”の役割を持っています。

普段は画面に見えない部分のため意識する機会は少ないですが、このエンジンが古いまま使われ続けると、サイトの動作にさまざまな悪影響が出てしまいます。

こうしたトラブルを防ぎ、サイトを安全に保つために欠かせないのがシステム(PHP)アップデートです。

システムアップデートが必要な理由

システムを古いバージョンのまま使い続けると、

  • 動作が重くなる
  • 突然エラーが発生しやすくなる
  • セキュリティ面が著しく弱くなる

といった問題が起きやすくなります。

また、サーバー会社が古いPHPのサポートを終了するケースも多く、その場合は強制的にアップデートが必要になります。さらにテーマやプラグインの多くは「最新のPHP」を前提に開発されているため、バージョンが古いままだと動作不良につながることもあります。

結果として、

  • サイトが正しく表示されない
  • フォームが送信できない
  • 管理画面にログインできない

といった重大な不具合が起きる可能性もあります。

つまり、システムアップデートは「新機能を使うため」ではなく、“サイトを安全・安定して運用するために不可欠なメンテナンス”です。

システムアップデートの工数

PHPアップデートは、調査からテスト、本番作業まで丁寧な工程が必要です。

そのため慎重に進める必要があります。

工数目安

2〜4日

主な内訳(目安)

  • 現状調査(テーマ・プラグイン含む)・・・0.5〜1日
  • テスト環境でのアップデート・動作確認・・・1日
  • プラグイン調整・互換性チェック・・・0.5~1日
  • 本番環境のバックアップ・アップデート作業・・・0.5日
  • アップデート後の動作確認・微調整・・・0.5〜1日

合計:2〜4日ほど

※サイトの規模やカスタマイズ状況によってはさらに増える場合があります。

システムアップデートの作業工程

システムアップデートは、ただバージョンを上げるだけではありません。

不具合が発生しないよう、段階を踏んで安全に進める必要があります。

ここでは、実際の作業を流れに沿って分かりやすくご紹介します。

現状のバージョン・環境の調査

まずは現在使っている PHP のバージョンやサーバー環境を確認し、テーマやプラグインが最新バージョンに対応しているかをチェックします。

古いプラグインや独自カスタマイズが残っている場合は、アップデート時に不具合が発生しやすくなるため、この段階でリスク箇所を明確にすることが重要です。

ローコードでのホームページ制作とは?

テスト環境でのアップデート・動作確認

次に、本番と同じ状態を再現したテスト環境でPHPアップデートを実施します。

確認内容の例

  • ページが正しく表示されるか
  • フォームの送信が正常か
  • 管理画面が動作するか
  • デザインが崩れていないか

この段階で不具合を早期に洗い出し、安全に進めるための準備を行います。

テーマ・プラグインの更新・調整

テスト環境で不具合が確認された場合は、原因となっているテーマやプラグインを更新・調整します。

  • バージョンアップ
  • 設定変更
  • 非対応プラグインの代替案への切り替え

など、互換性を整えながらアップデートできる状態に仕上げます。

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本番環境のバックアップとアップデート

準備が整ったら、本番環境で作業を行います。

  • サイト全体のバックアップ(ファイル・データベース)
  • PHPバージョンの切り替え

万が一の時にも元の状態に戻せるよう、安全策を徹底したうえで作業を進めます。

アップデート後の最終チェック

アップデート後は、全ページ・全機能の最終チェックを行います。

  • 表示崩れの確認
  • フォームの送信テスト
  • 管理画面の動作確認
  • 細かな不具合の微調整

また、アップデート後は数日〜数週間で遅れて不具合が出るケースもあるため、必要に応じて追加対応を行います。

システムアップデートの効果

システムアップデートを行うことで、サイトはより安全で安定した状態になります。

主な効果

  • セキュリティ強化(攻撃リスクの大幅低減)
  • 動作の安定化(予期せぬエラーを防止)
  • 表示速度の改善(新しいPHPは処理速度が速い)
  • 最新テーマ・プラグインとの互換性向上
  • 長期的な修繕コストの削減

特に PHP の旧バージョンはセキュリティの弱点を抱えていることが多いため、アップデートはサイト運営にとって非常に重要な役割を果たします。

まとめ

システムアップデートは、ホームページを安全かつ快適に使い続けるために欠かせないメンテナンスです。

普段は目に見えない部分ですが、バージョンが古くなるほど不具合が増え、セキュリティ面のリスクも高まります。

そのため、

  • 事前の調査
  • テスト環境での検証
  • プラグイン調整
  • 本番作業
  • アップデート後の最終チェック

といった丁寧な工程を踏む必要があります。

当社では、こうした見えにくい部分の作業も含め、お客様のサイトがより良い状態で運用できるよう、一つひとつの工程を大切にしながらサポートしています。