カイロプラクティックや整体院のホームページ作成の注意点

整骨院やカイロプラクティック院のサイト制作のポイント

• デザインとレイアウト

  ホームページのデザインやレイアウトは、患者さんにとって分かりやすく、信頼できる印象を与えることが重要です。

  全体の印象は暖色系の暗い色よりも、明るいパステルカラーなどが優しい落ち着く印象を与えることができます。

  また、スマートフォンなどのモバイル端末、その他デバイスからの閲覧にも対応したデザインにすることが必要です。

• イメージ写真の充実

  施術院の雰囲気や施術内容を伝えるために、院内・院外だけではなくイメージ写真もわかりやすくて良いでしょう。

  施術院内の写真や、施術前後の写真など、患者さんが興味を持つであろう写真を掲載することもポイントです。

  写真は一眼で情報を伝えることのできる効率的な要素です。うまく活用しましょう。

• 施術内容や特徴の説明

  施術内容や特徴について、詳細な説明を行いましょう。患者さんが何を求めているのか、どのような悩みを抱えているのかに合わせて、的確に説明することが重要です。

  そして施術院の強みや特性、こだわりのポイントなどがあると競合との差別化を図ることができます。

• メニューや料金の公開

  施術内容や強みだけではなく、事前に料金やメニューを知っておきたいユーザーは多くいます。保険適応についての説明や、必要な書類など記載してあげることで安心感を与えることができます。

  リピートの方なら知っていることかもしれませんが、新規顧客の獲得のためにも透明性を高めておくことも必要かもしれません。

• コンテンツを充実させる

  施術院のホームページには、施術内容や料金、アクセス情報などの情報が必要ですが、それだけでは十分ではありません。

  ブログやコラムなど、患者さんに有効な、専門家だからこそわかる専門性の高い情報を定期的に更新することで、SEO対策にもつながり集客力を高めることができます。

• アクセス情報の掲載

  施術院のアクセス情報や営業時間、定休日などの情報を明確に掲載しましょう。また、アクセス情報については、Googleマップなどの地図を用いて分かりやすく表示することが望ましいです。

  実際に行ってみたいとユーザーが思っても、どこにあるのか、いつ開いているのか、予約しないといけないのかわからなければ元も子もありません。

• 予約フォームの設置

  Web上に予約フォームを設置し、患者さんが簡単に予約できるようにしましょう。また、予約フォームには、必要事項や注意事項などを記載することをオススメします。

  予約フォームで事前に最低限の問診（質問項目の設置）をしておくと、来院後の対応もスムーズに行えます。

  わかりやすい場所にフォームやリンクを設置することで新規顧客獲得に効果的です。

• SEO対策・MEO対策

  ホームページの構成やコンテンツに対して、制作時からSEOを意識したホームページにしておきましょう。

  適切なキーワードの設定やメタ情報の最適化など、検索エンジンからの評価を高めるための対策を行うことが大切です。

  また、Googleマイビジネスの登録など、MEO対策も忘れずに行っておきましょう。効率的にサイト評価を高めることができます。

• インフォグラフィックの活用

  施術内容や特徴を分かりやすく伝えるために、インフォグラフィック（図表やグラフを用いて情報を視覚的に伝えること）を活用することが効果的です。

  読み手にとってわかりやすく興味を持ってもらえるようになります。特に、数字や統計データをグラフやチャートで可視化することで、情報の理解度を高めることができます。

• ブログやSNSの活用

  ブログやSNSを活用し定期的に施術に関する情報や健康に関する記事など、更新することで、施術院の情報発信や患者さんとのコミュニケーションを図ることができます。

  また、InstagramやTwitterなどのビジュアルを重視するSNSを活用することで、施術院の雰囲気や施術の様子も発信することができます。

• 口コミ・レビューの掲載

  患者さんの口コミやレビューをホームページ上に掲載することで、離脱（別ウィンドウで検索をかける）を防ぎ、施術院の信頼性を高めることができます。

  患者さんの口コミは、信頼性が高く、集客につながりやすいツールです。施術後には、患者さんに口コミの投稿をお願いするなど、積極的に働きかけましょう。

  また、口コミやレビューを活用して、施術の改善点や患者さんの要望を把握し、施術の質の向上につなげることもできます。

Webマーケティングの効果Webサイト分析

整体院やカイロプラクティックなどの健康関連施術を提供する事業者が、Webマーケティングを行う上で重要なのが、サイト分析です。

Webマーケティングの成果を分析することで、施策の改善や問題点を把握し、今後より効果的なマーケティング施策を実行することができます。

• アナリティクスの活用

  Googleアナリティクス（GA4）は、Webサイトのアクセス解析を行うための無料ツールです。

  アクセス数やページビュー数、滞在時間などのデータを収集することができます。また、どこから、どのページがアクセスされたか、どのページで離脱したかなどの情報も収集することができます。

  そして重要なのが、コンバージョン数の測定です。コンバージョンとは、そのWebサイトが設定した目標達成のことを指します。「お問合せフォームからお問合せに繋がった」などがわかりやすいでしょう。

  他にもページの滞在時間だったり、3ページ以上見てもらうことが目標だったり、重要ページへのクリックだったりとサイトによって目標は様々です。

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• サーチコンソールの活用

  グーグルサーチコンソール（Google Search Console）も、Webサイトの無料解析ツールです。

  どんなキーワードで表示がされたかやクリックされたか、サイトの平均順位や検索結果表示回数、その中でどれだけページのクリックにつながったかなどサイトの露出度を解析できます。

  また、サーチコンソールではページインデックスも確認することができ、リクエストも送れます。（※ページインデックスとはそのWebページがインターネット上にあることが認識されることをいい、インデックスさればければ検索結果に出てくることはありません。

• A/Bテストの実施

  A/Bテストとは、Webサイトの改善点を確認するために、異なる2つのバージョンを比較し、どちらがより良い結果をもたらすかを検証するテストです。

  例えば、予約フォームのボタンの色や文章の表現、ページのレイアウトなどを変更し、どちらがより多くのコンバージョン（ページの目的達成）を生み出すかを比較することができます。

  GA4（グーグルアナリティクス）やGSC（グーグルサーチコンソール）を活用してのA/Bテストも可能です。

  しかしこれには注意点があり、同じページを2つ作ってしまうのは危険です。検索エンジンにコピーコンテンツだと認識されてしまいサイト評価を落とす可能性があるからです。同じ成果のでそうなコンテンツでの比較にしましょう。

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• SNSのデータ分析

  SNSの投稿や広告を活用している場合、データ分析も行える場合が多いです。どのような投稿が反応を得られたのか、どのようなターゲットが反応したのかなどを把握することができます。

  これらのデータを分析し、投稿の時間帯や内容、ターゲット設定の改善を行うことで、集客力を向上させることができます。

  またジオタグ（投稿に追加できる位置情報）を埋め込んだり、SNSのマップを利用して周辺の情報収集も可能です。

  SNSではアカウントの投稿の解析だけではなく、周辺調査やトレンド調査も併せてできるので一石二鳥な活用方法です。

陥りがちな失敗例や注意点

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